東京都は10月27日、文部科学省が同日公表した平成26年度の「いじめ」などの実態調査から、都内
の私立学校分を取りまとめた。いじめ認知件数は小中高校で減少し、不登校は小学校で増加した。
全国的には平成25年度に比べいじめの認知件数は増加したが、都のまとめによると、都内私立小中
高校においては減少した。小学校では平成25年度33件のところ平成26年度は26件、中学校では
同231件のところ172件、高校では同123件が104件となった。
私立小中学校における不登校の状況では、平成25年度に比べ、不登校児童生徒数は小学校で
増加、中学校では減少した。不登校者数は小学校では平成25年度に39人のところ平成26年度は
51人、中学校では同984人が960人となった。
高校における長期欠席者数と中途退学者数では、平成25年度に比べ、長期欠席者数は1,504人から
1,364人、中途退学者数は2,206人から2,030人と、ともに減少した。
http://resemom.jp/article/2015/10/28/27619.html