振り込め詐欺の現金500万円横取りしようとした早大生ら4人逮捕
振り込め詐欺グループがだまし取った現金500万円を横取りしようとした疑いで、早稲田大学生ら4人が、警視庁に逮捕された。
内山達也容疑者(29)と、すでに起訴されている早稲田大学生・幾原 康一朗被告(20)ら4人は、6月、振り込め詐欺のグループが、80代の女性から、だまし取った現金500万円を、受け取り役の少年から横取りしようとした、恐喝未遂の疑いで逮捕された。
内山容疑者らは、詐欺の受け取り役が、東京・文京区の江戸川橋駅に行くよう指示されたとの情報を得て、待ち伏せし、ジャンパーで変装した幾原被告が、少年の顔を殴って、「警察だ。お前受け子だろ。金だせよ」と言って、現金を奪おうとした。
幾原被告は、受け子役の男に襲いかかり、金を奪おうとしたが、男は抵抗し、「交番に行くぞ」と言ったため、2人は、そのまま交番に入っていったという。
幾原被告は、「相手が犯罪者なら、犯罪にならないと思った」と犯行を認めているが、ほかの3人は否認している。
振り込め詐欺の被害金横取りグループが摘発されるのは異例で、警視庁は、実態を調べている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00306874.html