独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は26日、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」
日本語版の登録状況を取りまとめた。
2015年第3四半期(7~9月)に登録された脆弱性対策情報は1761件。このうち、Flash Playerに
ついての脆弱性対策情報の登録件数は95件だった。1月からの累計では190件に上り、昨年1年を
通じての登録件数である76件の2.5倍と大きく上回っている。
また、95件のうち、深刻度の高い「レベルIII(危険)」に分類されたものは89.5%を占めた。JVN iPediaの
これまでの登録情報において同レベルが占める割合は40.1%のため、2倍以上となっている。
IPAでは、Flash Playerの利用者に対して、Flash Playerを常に最新の状態で使用するよう呼び掛け
ている。また、Flash Playerの機能が不要な場合には、ブラウザーなどの設定で無効化するか、
アンインストールするといった対策を取る必要があるとしている。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20151026_727485.html