環境省は24日、子犬をペットとして販売するブリーダーに対し、親犬への過度な負担を避けるため、
年間の繁殖回数を制限する方向で調整に入った。
商業目的で子犬が劣悪な環境で育てられるのを防ぐとともに、利益のため親犬に何度も子犬を産ませる
悪質業者の排除につなげる。新たな規制を議論する有識者検討会を年度内にも立ち上げる。
動物愛護法に基づいて新たに設ける規制は、ブリーダーやペットショップなどを対象とする。母体保護の
観点から繁殖回数の他、犬や猫1頭当たりの飼育ケージの広さについても具体的な指標を設ける考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000010-jij-pol