宮城県警巡査が女湯で窃盗 旅行先のホテルで脱衣場に侵入
2015年10月24日6時0分 スポーツ報知
宮城県警は23日、女湯で女性客の巾着袋を盗んだとして山形県内で逮捕された白石署地域課の男性巡査(24)を、停職6か月の懲戒処分とした。巡査は同日付で退職した。
県警によると、巡査は休みだった9月15日夜に、旅行先の山形市のホテルで大浴場の女湯の脱衣場に侵入。10代女性のスマートフォンや化粧品が入った巾着袋を盗んだとして翌16日、窃盗容疑で山形県警に逮捕された。巡査は他の女性客に会わずに脱衣場から出たが、ホテル内の防犯カメラなどから特定されたという。
巡査は2009年に入署。地域部門に4年、警務部門に2年勤務していた。県警の調査に「金目当てだったが、巾着袋を見付けた時に『下着などが入っているかもしれない』と期待が膨らんだ」と動機を説明したという。巾着袋の中には、現金は入っていなかった。
宮城県警の花井稔警務部長は「警察官として言語道断の行為。再発防止と信頼回復に努める」とコメント。なお、山形地検は今月6日、巡査を起訴猶予処分としていた。
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