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食事中に他人が出す音に耐えられないとき、その人が口を閉じてかむべきなのだろうか。それとも、口を閉じて我慢すべきなのは、あなたのほうだろうか。
専門家たちは、あなた方が我慢すべきだと指摘する。
確かにマナーの悪い人は存在する。しかし、気になるからと言って、他人の食べ方を変えさせることはできない。
特定の音を極端に嫌う人は、いわゆる「ミソフォニア(音嫌悪症)」に悩まされている。何かをかむ音や唇を鳴らす音など「口から出る音」を嫌う人が最も多いが、貧乏揺すりの音、ペンをカチカチ鳴らす音、鼻をすする音などを嫌がる人もいる。日常生活で一部の音を不快に思う人は少なくないが、音に過敏なことで生活に支障が出ている音嫌悪症の人は、人口の20%に上る可能性があると専門家は指摘する。
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専門家たちの意見ははっきりしている。音をうるさく思う人が変わる必要のある人で、対応法を学ぶ必要のある人だ。
http://jp.wsj.com/articles/SB11130368917055384376704581304393360664526