【エンタなう】１０月スタートのアニメ「おそ松さん」（テレビ東京系、火曜深夜１時３５分）を２話まで見て、あまりの破天荒ぶりに、
びっくらぽん（ＮＨＫの朝ドラ「あさが来た」のヒロインのセリフです）。
第１話。昔なつかしいモノクロ調の６つ子の兄弟やイヤミ、デカパンといった懐かしい面々が出てきて、「ガチョーン」「ひっじょーにキ
ビシイ」など昭和のギャグを連発する。チョロ松が「心配だなぁ…僕たち昭和のアニメだろ？今さら人気出るかなぁ」と問題提起。
すると次の瞬間、極彩色の別のアニメに転換だ。えーっ！
５０年後の６つ子が長身のイケメンに描かれ、恋愛ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』をパロディ化したアイドルに変身する。なぜか
デカパンが『進撃の巨人』になる場面や、『黒子のバスケ』『北斗の拳』『ドラえもん』など有名アニメの元ネタが次から次へと…。もう
パクリ放題のカオス状態。五輪エンブレム騒動を反映した皮肉だったら凄いのだが。
第２話では、赤塚不二夫調の作画に戻った大人の６つ子。ようやく本来のアニメが始まるか…と思いきや、兄弟全員がどんよりと
ヤル気なし。「就職なんかめんどくさい」「働きたくない」とハローワークの職員を困らせるばかり。
「子供のころチヤホヤされたせいで、とんでもないモンスターに育ってしまったザンス！」と呆れるイヤミに連れていかれた先がブラック
企業…。ここまで振り切れていると、天国の赤塚さんも「これでいいのだ！」とニンマリか。
http://news.infoseek.co.jp/article/19fujizak20151019014/