「矯正レイプ」も起こるアフリカの同性愛差別ーー南アの「性的少数者」が実情を報告
●アフリカの34カ国では「同性愛=犯罪」
主催したアムネスティ・インターナショナル日本によると、アフリカでは、34カ国が法律で「同性愛」を犯罪と定めており、
一部の国や地域では同性愛を理由に死刑に処せられる可能性もあるという。
ファドツァイさんが暮らす南アフリカでは、2006年に同性婚が認められるなど、法律の整備が進みつつあるが、
市民の間には根強い偏見があり、同性愛嫌悪によるヘイトスピーチや、「矯正レイプ」と呼ばれる、
同性愛を「矯正」しようとするための強姦がおこなわれることもあるという。
ファドツァイさんは「アフリカ大陸のほとんどの地域で、人権活動家が失踪させられたり、嫌がらせを受けることが続いている」と話す。
危険や偏見にさらされながらも活動を続ける理由をこのように語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151019-00003830-bengocom-soci