■雪虫、白老で大量に飛び回る 下校時の生徒ら悲鳴
苫小牧民報 10月17日 15時19分配信
北海道白老町の市街地に16日、雪虫が大量 に飛び回り、まるで吹雪や濃霧のような光景が広がった。
道行く人々は、目や口の中に 飛び込んでくる不快な 虫に悲鳴を上げた。
苫小牧市でも17日にかけて、街に大量の雪虫が飛んだ。
雪虫はアブラムシ科の仲間で、主に目にする種はトドノネオオワタムシ。
雪が降る前、産卵のため移動する習性があり、冬の訪れを告げる虫として知られる。
昆虫に詳しい、ゆうふつ原野自然情報センターの村井雅之さんは「気象条件にもよるが、 1週間程度は雪虫の多い状況が続くのでは」と話す。
大発生については「今年は低温の日が少なく、成長しやすい気象条件だったのでは」と推測。
16日は風がなく、気温も高く経過したこ とで「雪虫にとって移動しやすい環境だったと考えられる」と言う。
白老町の中心部では、見通しが悪くなるほど雪虫が飛び回り、傘を広げて飛んでくる雪虫を防いだり、上着を頭からかぶって身を守る人の姿も。
自転車で下校途中の白老中2年の生徒は 「前が見えず、人とぶつかったりした。こんなことは初めて」と、手で口を覆いながら顔をしかめた。
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苫小牧民報 10月17日 15時19分配信
白老町で大量発生した雪虫。自転車を止めて口を押さえる女子中学生=16日午後4時すぎ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151017-00010000-tomamin-hok
■初雪もうすぐ 雪虫降る札幌
10/17 16:00、10/17 16:11 更新
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/images/2015/10/17/M15101724876/c223ac235e682e8efa60b0aa51be5255.jpg
雪虫が舞う札幌市南区の真駒内公園=16日午後3時30分(富田茂樹撮 影)
札幌市南区の真駒内公園で、冬の訪れを告げる雪虫が舞っている。
白い綿をまとったような体長5ミリほどの虫が無数に飛び交い、まるで粉雪のよう。
公園管理事務所によると、16日からこうした光景が見られるようになった。
散歩していた男性は「すごい数の雪虫。初雪が近いですね」と話していた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0191661.html