新規パチンコメーカーのエイゴン(東京都台東区)が2日、同社製遊技機第1弾となる手打ち式
パチンコ機「CRA-gon昭和物語」をリリースした。
プレス発表会で金子亮太社長は「約40年ぶりに手打ち式パチンコを復活させる。コンセプトは真の
原点回帰への挑戦」とコメント。同機の市場投入をきっかけに、業界の課題の一つとなっている
スリーピングユーザーの掘り起こしや新たなユーザーの獲得、低迷する4円パチンコ市場の活性化に
つながることを期待した。また、今後も手打ち式パチンコ機を開発していくことを約束。「大衆娯楽
発展のために尽力する」と意気込んだ。
同機の最大の特徴は、手打ちスタイルの復活。チューリップを連動させることで出玉を獲得していく
仕様で、15個賞球タイプと10個賞球タイプの2種類をラインアップした。なお、15賞球タイプは
5&7&15、10個賞球タイプはオール10となっている。
遊び方はいたってシンプル。筐体右下のレバーを弾いて玉を打ち出し、盤面上部にある“GO”を
狙うだけだ。大当たり中は、3個並んだチューリップの開閉を連動させるように打ち込むことで、最大
210個の出玉を獲得。1個ずつの玉の動きに一喜一憂するパチンコ本来の面白さが、往年の
パチンコファンには懐かしく、最近のファンには斬新なゲーム性として興味をそそるに違いない。さらに、
軍艦マーチや草競馬など懐かしの昭和サウンドが、古きよき時代へとプレーヤーをいざなう。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/151017/bsd1510170500010-n1.htm
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