部下の腹に拳銃押しつけた疑い、警部補を書類送検 群馬
ttp://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASHBJ54MMHBJUHNB00G.html
群馬県警高速隊の小隊長だった男性警部補(48)が、部下に銃口を向けるなどの行為を繰り返していたとして県警は16日、警部補を停職3カ月の懲戒処分とし、銃刀法違反(加重所持)の疑いで前橋地検に書類送検したと発表した。
警部補は同日付で依願退職した。
県警によると、4月下旬の午前8時ごろ、拳銃庫内で実弾が入った拳銃を部下の腹に押しつけた疑いがある。
警部補は「部下とのコミュニケーションを深めるためだった。驚く様子が見たかった」と認めている。
監察課の説明では、この警部補は、高速隊の拳銃庫内で、勤務が始まる午前8時半前、部下1人ずつに警察手帳と拳銃を手渡すのが役割だった。
2013年12月ごろ~今年4月ごろ、部下6人に対して、三十数回拳銃の銃口を向けた。うち1人には銃口を腹に押しつけた。
また、実弾を装着した拳銃を渡すべきなのに、抜き取った状態で計14回渡した。
こうした行為の際、警部補は部下をニックネームで呼び部下は冗談だと思ったという。
県警は、監督責任として高速隊長の警視(56)ら4人の上司を口頭で厳重注意とし、銃口を向けられた部下6人と目撃者2人も「すぐに報告しなかった」として業務指導した