ファミマ・ユニー統合、「対等」が足かせ
長引いた交渉、両首脳「互いの理解は深まった」が…
日野 なおみ、大竹 剛
2015年10月16日(金)
「精神」は対等だとしても、統合比率をみれば、ファミリーマート主導であることは明らかだ。ユニーGHD株1株に
対して割り当てられる、ファミリーマート株は0.138株だ。ユニーGHDの関係者に配慮すれば、ファミリーマートに
よる「吸収合併」をイメージを極力出したくない事情は理解できる。しかし、である。「対等」の精神を打ち出すほど、
統合作業のリーダーが誰かということが見えにくくなる。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/101500107/
株式交換比率と統合比率には何の関係もなく、これだけを見てどちらが主導の合併かなんてことはわからない
仮にファミマの発行済株式総数が今の10倍だとすれば、ユニーGHD株1株に対してファミマ株1.38株で同じ統合比率となる