365日連続で勤務させられ、うつ病を発症したとして、神奈川県に住む男性が勤めていた会社と
社長を相手に慰謝料などおよそ1150万円の支払いを求める裁判を起こしました。
訴えを起こしたのは、東京都内で印刷業などを営む「株式会社アコ」に勤めていた神奈川県の30代の男性です。
訴状などによりますと、男性は2006年に入社しましたが、会社の社員数が減り業務が増えたこと
などから、2013年にはほとんど自宅に帰ることができなくなり、1日の休みもなく365日連続で
勤務を続けたということです。
男性は翌年、2度の自殺未遂をし、病院でうつ病と診断されたということです。また、この間の残業時間は
1か月で257時間に及ぶこともありましたが、残業代は一切支払われていなかったということです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2611599.html