南アフリカで、ヒト属の新種が発見された。近年の人類学における最大の発見のひとつだ。ホモ・ナレディは非常に古い種だが、非常に新しい解剖学的特徴も備えている。
わたしたちの「家族」が増えることになるようだ。ヒト属の新種が南アフリカで発見された。場所はヨハネスブルグの近く、「人類の揺りかご」(Cradle of Humankind)の洞窟の中──われわれ一家の親族について、すでにさまざまな証言をわたしたちに与えてくれたことで有名な場所だ。
この新種は「ホモ・ナレディ(Homo naledi)」と名づけられた。「naledi」はこの地域の言語であるソト語で「星」を意味し、化石が見つかった「星の部屋」に由来している。そしてヨハネスブルグのウィットウォーターズランド大学のリー・R・バーガーが率いる科学者たちは、この新種の少なくとも15個体の遺骸(老人、若者、小さな子どもも)を発掘した。
以下ソース
http://wired.jp/2015/10/13/homo-naledi/