http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015101301001017.html
沖縄県の翁長雄志知事は13日午前、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を正式に取り消した。政府は今秋の本体工事着手を目指し、法的措置を速やかに取って効力を停止する方針だ。辺野古移設を推進する政府と反対姿勢を貫く県の対立は、法廷闘争を見据えた「全面対決」の局面に入る。
翁長氏は県庁で記者会見し、仲井真弘多前知事による埋め立て承認に関し「瑕疵があると認められた。取り消しが相当と判断した」と述べた。県の担当職員は、翁長氏が決裁した通知書を沖縄防衛局に提出した。