「けんかしよう」少年29人が岐阜で決闘22人送検
[2015年10月10日8時47分 紙面から]
「けんかをしよう」と集まった少年22人が、決闘容疑で書類送検された。
今年8月、岐阜県可児市(かにし)の広場に集合し、殴り合いのけんかをしたとして、岐阜県警少年課と可児署は9日までに、決闘や暴行の疑いで同市や多治見市、美濃加茂市の14~19 歳の少年22人を書類送検した。
決闘罪は1889年(明22)に制定された法律で、平成以降に岐阜県内で適用されるのは初めて。
同署によると、8月17日午後2時ごろ、中学生や会社員、無職少年など29人が広場に集まった。
内訳は中学生が中心の日本人グループ13人と外国籍グループ16人。
それぞれ12人と10人が殴り合ったという。日本人グループの1人が110番通報。少年たちはいずれも容疑を認めている。
日本人グループが外国籍グループについて「生意気だ」とうわさを耳にするようになり、 8月9日の夏祭りで両グループのリーダーが面談。
けんかをすることで合意し、無料通信アプリ「LINE」を通じて決闘の日時や場所を決めた。
少年らは現場で「凶器や蹴りは使わない。髪の毛はつかまない」とルールを決めていたという。
http://www.nikkansports.com/general/news/1550687.html