８月の機械受注５・７％減 基調判断２カ月連続で下方修正
2015/10/08 10:16 【共同通信】
内閣府が８日発表した８月の機械受注統計（季節調整値）によると、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額は前月比５・７％減の７５９４億円と、３カ月連続のマイナスとなった。中国経済の減速や個人消費の不振を背景に、製造業、非製造業とも減少した。
内閣府は基調判断を２カ月連続で下方修正し、前月の「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「足踏みがみられる」に変更した。日銀の企業短期経済観測調査（短観）では企業の設備投資計画は高水準だが、計画に対して実際の受注の動きは鈍く、政府が景気のけん引役と期待する設備投資に陰りが出てきた。
ソース
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100801000919.html