「日本経済デフレ脱却近づく」 日銀の黒田総裁
2015/10/07 17:14 【共同通信】
日銀の黒田東彦総裁は7日、金融政策決定会合後に記者会見し「長きにわたって続いてきたデフレ心理はかなり変わってきた」と述べ、日本経済がデフレ脱却に近づいているとの認識を示した。
日銀が目指す2%の物価上昇目標の達成は「道半ば」だが、幅広い商品が値上げされ「企業の価格設定行動は様変わりした」と説明した。
原油安の影響を踏まえて、日銀は30日の次回会合で物価見通しの下方修正を検討するが、黒田総裁は、原油安は一時的で「物価の基調は着実に高まっている」とあらためて強調。
一方、政府が掲げるGDPで600兆円実現の目標に関しては「可能だがチャレンジングだ」と述べた。
ソース
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100701001422.html