【Next政治】おおさか維新の正体は野党側を切り崩したい安倍と中央政界の足場を守りたい橋下が手を組んだ第二自民党である事が判明 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/10/05(月) 15:01:49.34 ID:2mTq8mOK

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268419

 2015年10月1日18時、大阪市北区のリーガロイヤルホテル。国政新党「おおさか維新の会」結成の記者会見で、大阪維新の会の橋下徹代表と松井一郎幹事長は、袂を分かつことになった「維新の党」を徹底批判した。

 「維新の党といろいろありまして…」と切り出した橋下氏は、「偽者の維新になってしまいましたから、本物の維新を作る必要があります」と強調。「徹底した改革をおこなっていく」「国会議員を集めにかかりますので、維新の党の国会議員とは激しい政治闘争になるかと思います」と宣言したのだ。

 まさに“橋下節全開”という感じで、メディアが垂れ流す“政治ショー”としての出来栄えはまずまずだったが、私の目には、「本物の維新」と胸を張る橋下氏らのこの離党劇は「官邸との合作シナリオによる茶番劇」「第二自民党(官邸別動隊)の旗揚げ会見」にしか映らなった。党代表選挙をめぐる一連の経過を振り返ると、こんな素朴な疑問が湧いてくるのだ。

 「偽者の維新」になったというのなら、代表選挙(10月1日告示・11月1日投開票)で「本物の維新を作る」ことを掲げる大阪系候補を擁立し、松野頼久代表を引きずり降ろせば良かったのではないか――。

 代表選挙を巡っては、維新大阪系が再三にわたって松野執行部に注文をつけて変更を繰り返した。最初は「国会議員1人1票に対し地方議員5人で1票」という案で内定していたが、大阪系が「同等にすべき」と主張、執行部は受け入れた。これで決定かと思いきや、今度は「党員にも一票を与えよう」という新提案が浮上、これも執行部が了承した。橋下徹市長(最高顧問)ら大阪系の意向を尊重して、次から次へと繰り出す注文を受け入れて、初めての試みとなる代表選挙が実現されようとした直前に、あれこれ注文をつけた大阪系が出て行ってしまったのだ。

 山形市長選を取材していた9月上旬、私は永田町ウォッチャーからこんな情報を耳にしていた。「代表選は当初、地方議員や党員が関西地区に多いため、『大阪系が候補者を擁立すれば、大阪系の勝利は確実』と見られていたが、非大阪系が党員集めを精力的に行った結果、形勢が逆転した。それで、松井一郎府知事(維新顧問)と橋下市長(維新最高顧問)が離党を決断したと見られている」。

 自分たちが有利なはずだから党内で代表選挙を行おうともくろみ、実際には関西が不利になり、前述のように一票の価値をあれこれ変更するように強引に要求を通し、それでもなお、自分たちの形勢不利が変わらないとわかったため、離党することを決断したわけである。

 ちなみに代表選挙に投票可能な党員募集の期限は8月末だったが、橋下・松井の両氏が離党表明をしたのは同時期の8月27日。しかも、その2日前の25日夜、松井知事は菅義偉官房長官と東京都内で会食をし、密談をしている。

 8月26日付の産経新聞は、「参院で審議中の安全保障関連法案や11月22日投開票の大阪市長・府知事のダブル選などをめぐり意見交換したとみられる」と報じたが、永田町ウォッチャーは「この時に維新の党の代表選挙の票読みをして、『代表選で大阪系候補を擁立しても勝利はおぼつかない』と松井氏は判断、離党に踏み切ったと考えられる」とみていた。

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