http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015092900860
民事再生手続き中のスカイマークは29日、再生計画に基づき、既存の株式を無効化する100%減資と、180億円の第三者割当増資を実施したと発表した。全日本空輸とのコードシェア(共同運航)契約も締結した。社長に就任した日本政策投資銀行出身の市江正彦氏は記者会見で「価格が安いことが一番重要だが、格安航空会社(LCC)とは違うサービスを目指す」と語った。
共同運航の具体的な内容は未定。ただ、スカイマーク会長に就任した投資ファンド「インテグラル」(東京)の佐山展生代表は、開始時期について「来年の(10月下旬からの)冬ダイヤになる」との見通しを示した。共同運航の実現が1年以上先になるのは、全日空の予約システムと情報をやりとりする仕組みの構築に時間がかかるためだ。(2015/09/29-19:24)