スノーデン容疑者がツイッター開始 古巣NSA挑発も
2015年9月30日10時43分 スポーツ報知
米国家安全保障局(NSA)の秘密情報収集を暴露、ロシアに亡命した中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者が29日、ツイッターを始めた。フォロワーは、最初のつぶやきから8時間で70万人を突破した。
元職員は「政府で働いていたが今は社会のために働いている」と自己紹介した。米東部時間の正午ぴったりに投稿された最初のつぶやき「聞こえる?」は、NSAに顧客の通話履歴を大量に提供していた米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズのテレビCMのせりふを引用して皮肉ったものだ。
元職員は「(NSA本部の所在地、米東部メリーランド州の)フォートミードで1000人がツイッターを開いた」とも書き込んでいる。NSAは今も自分に関心を持っているはずだという古巣への挑発とみられる。元職員がフォローしているのはNSAだけだ。
米メディアによると、ユーザー名の「@Snowden」は別人が以前使ったことがあるが、ツイッターの広報担当者は、現在は本人が使用していることを確認した。(共同)
http://www.hochi.co.jp/topics/20150930-OHT1T50072.html