民事訴訟の判決文を偽造し、依頼人に渡したとして、大阪地検特捜部は29日、有印公文書偽造・
同行使容疑で大阪弁護士会所属の弁護士、白井裕之容疑者(59)=住所不定=をを逮捕した。
特捜部は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は平成26年9~10月、大阪府内の建設会社から受任した民事訴訟の手続きをめぐり、
提訴もせずに放置していたにもかかわらず、訴訟経過を尋ねられたため大阪地裁の判決文を偽造し、
依頼人に示したとしている。
特捜部は7月、白井容疑者の当時の自宅などを家宅捜索していた。捜査関係者によると白井容疑者は
翌8月、家族に遺書を残して失踪。四国遍路の旅に出るなど全国を転々としていたが、この日、大阪
地検に出頭してきたという。
http://www.sankei.com/west/news/150929/wst1509290059-n1.html
>四国遍路の旅に