思い込みで『ユニセフ』批判。募金の邪魔する彼らこそが社会悪(訂正あり)
「寄付金の25%を経費としてピンハネしている」などと事実と反することを主張して問い詰めようとするのは不勉強すぎます。
日本ユニセフの2012年度の活動費は約19%に抑えられています。
仮に、日本ユニセフが活動費を使わずに募金を集めたとしたら、今ほどの金額が集まるでしょうか?
個人の口座に送られてきた募金の100%を本部に送っているユニセフ親善大使の黒柳徹子さんが、
1984年から行っている募金の総額は現在、約50億円だそうです。
対する日本ユニセフは、2012年度のみで130億円もの募金をユニセフ本部に送金しています。
もちろん約31億円が活動費として使われてしまったのですが(つまり募金総額は161億円)、
0円の活動費で29年かけて約50億円と、約31億の活動費で1年で130億では、助けられる人にとってどちらが有り難いか。
もちろんどちらも善意から出されたお金です。しかし、同じお金なら多い方がより多くの人を助けられます。
仮に日本ユニセフを潰してユニセフ親善大使の黒柳徹子さんからの募金のみにしたとしても、総額が減ることはあっても増えることはないでしょう。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinoharashuji/20131125-00030075/