国税、サッポロビールの異議棄却 極ZERO税率問題
2015年9月24日13時25分
サッポロビールは24日、第3のビールとして販売していた「極ZERO(ゴクゼロ)」をめぐり、国税当局に申し立てていた異議が、棄却されたと発表した。22日付で回答を受け取ったという。国税不服審判所への審査請求も含め、今後の対応を検討する。
サッポロビールは昨年6月まで、税率が低い第3のビールとして「極ZERO」を販売。だが国税当局から第3のビールにはあたらない可能性を指摘され、高い税率との差額115億円と延滞税を納めていた。
その後、社内の検証でやはり第3のビールに間違いないという確信を得たとして返還を求めたものの、4月に国税当局から「返さない」との趣旨の書面を受け取り、6月に異議を申し立てていた。
http://digital.asahi.com/articles/ASH9S45L9H9SULFA00P.html