ペルー人の男、危険な状態脱す…回復待ち逮捕へ
埼玉県熊谷市の民家3軒で小学生の女児2人を含む計6人が殺害された事件で、県警は20日、同市見晴町の無職田崎稔さん(55)、
妻でパート従業員の美佐枝さん(53)に対する殺人容疑と、田崎さん宅への住居侵入容疑で、
ペルー人の住所・職業不詳ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)=別の住居侵入容疑で逮捕状=の逮捕状を新たに取った。
ナカダ容疑者は16日、母娘3人が殺害された民家の2階から飛び降り、頭蓋骨を骨折して意識不明の重体となった。
県警によると、入院治療中だが危険な状態は脱したといい、回復を待って逮捕する方針。
県警によると、ナカダ容疑者は14日午後5時前に田崎さん宅に侵入し、午後6時までの間、2階洋間で夫婦を包丁のような刃物でそれぞれ数回刺して失血死させた疑い。
県警は、田崎さん宅に残されていた足跡とナカダ容疑者の靴底の模様が酷似し、室内に残されていた遺留物もDNA型が一致したことなどから、
同容疑者が田崎さん宅に侵入し、夫婦を殺害したとの疑いを強めていた。
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