731部隊 旧日本陸軍が細菌戦の研究、開発のために1933年に創設した特殊部隊。正式名称は関東軍防疫給水部で、旧満州(現中国東北部)のハルビンに本部を置いた。ペストやコレラ、炭疽(たんそ)などの病原菌を兵器化し、1942年以降、中国大陸で細菌戦を実行。また、中国人捕虜ら約3千人を「マルタ」と呼び、人体実験や生体解剖を行った。1945年6月時点で731部隊には約1300人、各支部には200人前後の部隊員がいた。幹部らは戦後、大学教授や製薬会社の要職に就いた。
731部隊 旧日本陸軍が細菌戦の研究、開発のために1933年に創設した特殊部隊。正式名称は関東軍防疫給水部で、旧満州(現中国東北部)のハルビンに本部を置いた。ペストやコレラ、炭疽(たんそ)などの病原菌を兵器化し、1942年以降、中国大陸で細菌戦を実行。また、中国人捕虜ら約3千人を「マルタ」と呼び、人体実験や生体解剖を行った。1945年6月時点で731部隊には約1300人、各支部には200人前後の部隊員がいた。幹部らは戦後、大学教授や製薬会社の要職に就いた。