【Next戦争法案】「私は細菌部隊にいました」 安保法案反対へ沈黙破る 元中村市教育長の谷崎等さん(92) #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/09/18(金) 22:02:20.18 ID:cTIM22LY

http://www.kochinews.co.jp/15anpo/150917anpo-k02.html

「今、語り継がねば」

 「私は『関東軍防疫給水部』という細菌部隊にいました」―。旧中村市(現高知県四万十市)の元教育長、谷崎等さん(92)=四万十市佐岡=が、安全保障関連法案に反対する集会でこう切り出した。自身の戦争体験を公の場で語るのは初めてという。安全保障関連法案への疑問が膨らみ、多くの反対の声を押し切って進む国会審議。「戦争体験者の端くれになりましたが、やっぱり、今語り継がないかんと思って」。緊迫を増す動きが92歳を公の場へ突き動かした。

 12日夕。四万十市の四万十川橋(赤鉄橋)の下に、安全保障関連法案に反対する市民約180人が集まっていた。谷崎さんはつえを突きながら軽四トラックの荷台に上りマイクを握った。

 「細菌部隊というのは、その効力を試すため、度々実験を行わなければなりません。その実験は人体実験であります」

  ■ ■  

 谷崎さんは1944(昭和19)年4月、旧満州(現中国東北部)にあった関東軍防疫給水部のハイラル支部に赴任した。本部は黒竜江省ハルビン市で細菌兵器による人体実験を行っていた通称「731部隊」。谷崎さんのハイラル支部は「543部隊」と呼ばれていた。

 赴任から半年間は、細菌関連の教育。その後、敗戦までハイラル支部の衛生兵として医務室勤務や文書の整理などを任されたという。

 「コレラ菌、チフス菌、赤痢菌をシャーレに入れて培養するんです。最初はね、何をするか分からざった。やりよるうちに『細菌戦』じゃいう言葉が出てきて。国際法違反って分かって、えらい部隊に来たなって」

 自身は人体実験に関わらなかった。それでも、安達(アンダー)という実験所で731部隊が人体実験を繰り返していることは聞こえてきた。

 「捕虜や抗日運動の首謀者を実験所の十字架に掛けて、上空から飛行機で細菌弾を落とす。菌が降りかかった捕虜は悲鳴を上げる。その発病状態を研究するため捕虜をどこかに連れて行く、という話やった。これは、ざまな(大変な)罪悪や、と」

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