とてもすばらしい、という意味で「やばい」と言うことがあると答えた人が、１０年前と比べておよそ１．５倍に増えたことが、文化庁の調査で分かりました。
これは文化庁が毎年行っている「国語に関する世論調査」でわかったものです。調査は、全国の１６歳以上の男女３４９３人を対象に行われ、５５．６％の人から回答が得られました。
とてもすばらしい、という意味で「やばい」と言うことがあると答えた人は２６．９％で、１０年前のおよそ１．５倍に増えました。
文化庁では、この「やばい」という表現は、使いやすい言葉として抵抗がなくなってきているのではないかとしています。
一方、不快感、嫌悪感を表す「うざい」については、１０年前の２０代は５５％が使うと答えていたのに対し、今回、３０代では４３．２％が使うと答え、割合としては減っていて、文化庁では良い響きではない言葉だととらえられているのではないかとしています。（17日18:49）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2591749.html