2015.9.16 15:12更新
【尼崎連続変死公判】
“角田家中枢”の3被告に懲役21年 神戸地裁判決、男女3人殺害などで
http://www.sankei.com/images/news/150916/wst1509160054-p1.jpg
兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、男女3人への殺人や詐欺などの罪に問われた角田美代子元被告=自殺、当時(64)=の義妹、角田三枝子(62)ら3被告の裁判員裁判の判決公判が16日、神戸地裁で開かれた。増田耕児裁判長は、三枝子被告と元被告の長男、健太郎被告(33)、元被告の内縁の夫、鄭(てい)頼太郎被告(65)に懲役21年(いずれも求刑懲役30年)の実刑判決を言い渡した。
論告などによると、3被告は美代子元被告らと共謀し、平成17年、沖縄旅行中に三枝子被告の夫、角田久芳さん=当時(51)=をがけから飛び降りさせて殺害。20年には仲島茉莉子さん=同(26)=を尼崎市のマンションの小屋に監禁し、暴行や虐待の末、衰弱させて殺害し、さらに23年、久芳さんの弟、橋本次郎さん=同(53)=も茉莉子さんと同様に小屋に監禁、暴行し、殺害したとされる。
裁判員の在任期間は、元被告の次男(28)=懲役17年が確定=の裁判での在任期間(132日)を上回る140日で過去最長となった。
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