小渕優子・前経済産業相の政治資金をめぐる事件で、政治資金規正法(虚偽記載)違反の罪に問われた元秘書、
折田謙一郎(67)=群馬県中之条町=と加辺守喜(62)=千葉県柏市=の両被告の初公判が14日、
東京地裁(園原敏彦裁判長)で始まった。
両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
折田被告らの起訴内容は、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」が2009~13年、
他の小渕氏の政治団体に対し計約5600万円の寄付をしたと、
うその内容を政治資金収支報告書に記載したというもの。
折田被告については、「小渕優子後援会」などの政治団体の09年分以降の収支報告書に、
東京・明治座で開いた観劇会に関して計約2億円のうその収支を記載したとしても起訴されている。
http://www.asahi.com/articles/ASH9G4TWYH9GUTIL02H.html