関東・東北水害で、大規模な被害が出た茨城県常総市が、鬼怒川の堤防が決壊した三坂町の8地区のうち、上三坂地区など6地区の約350世帯の住民に対し、決壊前に「避難指示」や「避難勧告」などの避難に関する情報を出していなかったことが12日、市への取材で分かった。
また、宮城県栗原市では12日、行方不明になっていた男性1人の遺体を新たに発見した。栃木県での犠牲者も含め、一連の水害による被害は死者4人、行方不明者15人となった。
常総市で堤防が決壊したのは、10日午後0時50分ごろ。市の避難指示が遅れたことで、被害が拡大した可能性もある。
ソース
東京新聞:鬼怒川決壊6地区に避難指示出ず 茨城・常総市「理由不明」:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015091201001622.html