翁長知事、国連演説へ…国際世論に移設反対訴え
沖縄県の翁長おなが雄志たけし知事は8日、スイス・ジュネーブで今月中旬から開かれる国連人権理事会の総会に出席し、演説を行うことを明らかにした。
米軍基地が集中する沖縄の現状を人権侵害の観点から取り上げ、普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を国際世論に訴える。
翁長氏は8日、那覇空港で記者団に対し、「沖縄問題や日本の在り方について話してみたい。物理的に不可能なことがない限り、出席したい」と述べた。
翁長知事の国連での演説は、辺野古移設に反対する県議や地元経済人らでつくる「島ぐるみ会議」(事務局・那覇市)が、複数のNGOの協力を得て調整していた。
県によると、知事が演説するのは現地時間の21日と22日の2回。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150909-OYT1T50052.html