当地ナンバー、イラスト解禁へ 「走る広告塔」期待
ご当地名物にちなんだイラストをあしらった車のナンバープレートが、2017年にも導入される。
国土交通省は、有識者らでつくる検討会で制度の詳細について議論を始めた。
地域にとっては「走る広告塔」で手軽に地元をPRでき、自治体は期待を寄せている。
「東北楽天イーグルスや地元出身漫画家の人気作品のイラストを入れて、プレミアム感を出す」
「イラストを全国から公募し、地元をアピールする」
8月27日に国交省が開いた制度設計の第1回検討会議で、 仙台市や金沢市 からこんな意見が寄せられた。
06年以降に観光地名などを活用した「 ご当地ナンバー 」を導入した3県6市が出席した。
125cc以下のミニバイクでは、観光名所などをあしらった「ナンバープレート」を課税標識として市町が
発行しているが、自動車が認められるのは初めてだ。
6月にイラスト入りを認める改正道路運送車両法 が成立し、国交省は20年東京五輪のモチーフをあしらった
ナンバーを全国で導入する。
地域にちなんだ「ご当地イラスト」入りナンバープレートは17年に導入する方針だ。
ナンバー交付時に車の所有者が支払う手数料に寄付金を上乗せし、 地域振興 に使うことも検討されている。
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