アートディレクター・中島氏、佐野氏に「10年前の私の作品も盗用された」
アートディレクターの中島英樹氏(54)は7日までに、
白紙撤回された2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを作った佐野研二郎氏(43)について
「10年前の私の作品も盗用された」と告発した。
中島氏によると、佐野氏が「盗用して」作ったのは、07年ごろのディズニー関連の作品。
「当時は、偶然似てしまったのではないかと思っていた。でも、今度の件で盗作と確信した」と怒りをあらわにした。
佐野氏も所属する、国内の一流デザイナーらが集う東京ADC(アートディレクタークラブ)会員で、
世界で最も歴史のある広告賞のニューヨークADC金賞など数々の受賞歴を誇る中島氏。
05年、国内の著名なデザイナー6人と香港で展覧会「セブン・エキシビション」を開いた。
佐野氏の博報堂社員時代の上司の佐藤可士和氏(50)、五輪エンブレムのデザイン審査員を務めた浅葉克己氏(75)らが名を連ねた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000121-sph-soci