坂本龍一ラジオに復帰、完全菜食主義者と明かす
中咽頭がんの治療のため休養していた音楽家の坂本龍一(63)が、6日深夜零時からのJ―WAVEのレギュラー番組「RADIO SAKAMOTO」に昨年7月放送以来、復帰した。
坂本は「1年もさぼってたんでラジオのやり方忘れちゃったんですけど」と笑わせながら、自然体なトークを展開。
昨年6月のがん発覚後、ベジタリアンの中でも、卵や乳製品も取らない「ビーガン(完全菜食主義者)」になったそうで
「調子いいですね。がんになって調子いいってのも変ですけど」と笑いながら体調の良さを伝えた。またYMOの盟友の高橋幸宏からのメッセージも読み上げた。
沖縄のボーカルグループ「うないぐみ」が坂本の曲に歌詞をつけて歌う楽曲
「弥勒世果報(みるくゆがふ)―undercooled」をオンエア。昨年に録音が届いていたが坂本のがんのため延期になっていたが
「つい先日ピアノやシンセサイザーを足して完成させた」と話し、チャリティーシングルとして10月7日に発売することを明かした。
同番組は2か月に1回放送で、坂本は昨年7月の放送以降、がん治療に専念していた。
12月12日公開の女優・吉永小百合(70)主演映画「母と暮らせば」(山田洋次監督)で音楽を手掛けることが決まっている。
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