【アンカラ共同】トルコの首都アンカラで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の4日の討議で、
中国の楼継偉財政相が自国経済の先行きについて
「今後5年間は厳しい状態が続く。もしかしたら10年間かもしれない」
と説明したことが6日分かった。会議筋が明らかにした。
これまでのG20で中国は楽観的な景気見通しを前面に出すことが多かった。
だが、人民元相場の切り下げで中国経済への懸念が高まり、世界同時株安になるなど市場が混乱。
国際社会から「経済政策が不透明だ」との批判を受け、厳しい現状を率直に説明する異例の対応に追い込まれた形だ。
2015/09/06 18:52【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201509/CN2015090601001504.html