女性栄養教諭、給食の食材170万円分持ち帰り
東京学芸大学(東京都小金井市)は3日、2011~14年度に学校給食の食材約170万円相当を自宅に持ち帰っていたとして、付属学校の30歳代の女性栄養教諭を懲戒解雇としたと発表した。
処分は2日付。栄養教諭はすでに約170万円を現金で返したという。
発表によると、栄養教諭は献立を作って食材を発注する立場を利用し、必要量以上を業者に発注するなどして、月に数回、4年間で100回以上、バターや野菜、調味料などを自宅に持ち帰っていた。
今年3月、給食がない弁当の日に食材が納入され、不審に思った調理師が副校長に報告して発覚した。
調べに対し、栄養教諭は「誰にも知られないのでエスカレートした。反省している」と話しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150903-OYT1T50070.html