ローソン、スリーエフと提携へ…株5%取得
2015年08月31日 11時58分
コンビニエンスストア大手のローソンと、首都圏が地盤の中堅コンビニ、スリーエフが資本・業務提携の
検討をしていることが分かった。
ローソンがスリーエフ株式の約5%を取得し、商品の開発や仕入れなどで連携する方向で、年内の
合意を目指す。31日午後に発表する。
スリーエフは、神奈川県など首都圏を中心に560店舗(7月末時点)を展開している。コンビニ大手が
出店を増やす中、業績が低迷し、2015年2月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が3億5000万円
の赤字だった。ローソンとの提携で商品の魅力を高め、生き残りを図る考えとみられる。
コンビニ業界では再編の動きが活発になっている。ファミリーマートは業界4位のサークルKサンクスを
傘下に持つユニーグループ・ホールディングスと経営統合に向けた協議中で、中堅コンビニのココストアも
買収する。ローソンは中国地方を地盤とするポプラとも資本・業務提携している。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150831-OYT1T50037.html