兄の駆け落ちの「罰」としてレイプ命じられたインドの姉妹 人権団体が支援呼びかけ
上位カーストの女性と駆け落ちした男性の姉妹に対し、長老議会がレイプを命令。人権団体の呼びかけで12万人以上がオンライン署名をしています。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/30/news026.html
インドでカーストを超えて駆け落ちした男性の姉妹が、罰として村の議会からレイプを命じられたとして、人権団体が彼女たちの支援を呼びかけています。
事の発端は、バパット地方のある村で、ダリット(身分制の最下層)の男性が上位のカーストの女性と駆け落ちしたこと。
カップ・パンチャヤットと呼ばれる長老議会はその罰として、男性の姉妹(23歳と15歳)に対するレイプと、
2人の顔を黒く塗って裸で練り歩かせることを命じました。姉妹と家族は村を逃げ出してデリーにおり、
インド最高裁に保護を求め訴えを起こしています。家族は村に戻ったら殺されるのではないかと恐れているそうです。
人権団体アムネスティー・インターナショナルは姉妹を助けるため、ウッタル・プラデーシュ州当局の適切な介入を求める署名をWebで募っています。
15万人を目指しており、現在12万人以上の署名が集まっています。多くの人が署名しようとしたためWebサイトに問題が生じたとしています。