ゆるキャラ：働きすぎで？頭部「陥没骨折」入院中 埼玉
埼玉県吉川市のイメージキャラクター「なまりん」が、頭部の損傷で“入院中”だったことが分かった。折しも「ゆるキャラグランプリ」の人気投票の最中だが、絶好のアピールの場だった２６日の市長定例会見を欠席し、「選挙運動」もままならない状況だ。
職員が、なまりんの着ぐるみの頭部に異常を見つけたのは７日。翌日には出演依頼があったため強行出場したが、１０日に状態が悪化。工場へ搬送したところ、外部からの強い圧迫で破損した“陥没骨折”と診断された。復帰は９月１日という。
なまりんは、同市特産のナマズをモチーフにしたゆるキャラ。着ぐるみは各種イベントにも貸し出されており、担当者は「激務がたたったのか、貸出先で“負傷”した可能性もある」と話す。
昨年の「ゆるキャラグランプリ」は１６９８キャラ中７７５位。関係者も今年は少しでも順位を上げようと意気込んでいただけに、「出遅れは痛い」とショックを隠せない様子だ。なまりんは「入院中、みんなに寂しい思いをさせてごめんね」と担当者を通じてコメント。市では「しゅんとしているなまりんを元気づけてほしい」と、グランプリへの投票を呼びかけている。【鈴木篤志】
そーす http://mainichi.jp/select/news/20150830k0000e040110000c.html
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