東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている福島県大熊町と浪江町の山林に自生するモミの木で、
幹が伸びない形態の異常が増えているとの調査結果を放射線医学総合研究所(千葉市)などの研究グループがまとめ、28日付の英科学誌電子版に発表した。
調査は環境省の依頼で実施。環境省は事故後、約80種類の野生動植物で放射線の影響を調査しているが、
実際に影響がうかがわれる事例が確認されたのは初めて。
今後、モミが事故後に受けた被ばく線量を正確に見積もったり、
実験施設内でモミに放射線を照射したりして、放射線と異常との因果関係を調べる方針。
いかそ
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082801002062.html