ＪＲ山手線恵比寿―目黒駅間の線路脇２カ所で起きたケーブル火災を受け、ＪＲ東日本は２７日夜、ケーブルを新たに耐火シートで覆う防火対策を始めた。山手線から始め、他の路線にも広げていくという。
【写真】作業員らは緊急対策でケーブルを耐火シートで覆った＝２８日、ＪＲ大崎駅付近
２８日未明に作業を公開したＪＲ東の山本康裕・電気ネットワーク部長は「相次ぐ運転見合わせでご迷惑をおかけし、深くおわびします」と陳謝。原因については「警察や消防が調べている。全面的に協力したい」と話すにとどめた。
同社によると、燃えた２カ所は、ケーブルが長さ２メートルほどの円筒状の樹脂製カバーで覆われていた。前後の燃えにくい別の素材のカバーとの接続部にあたっており、この部分を耐火シートで覆っていく。
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