前例のないミサイル爆弾がロシアで開発
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(C)写真: 「作戦用ミサイル兵器」社
ロシア
2015年08月28日 00:05
ロシアの企業「作戦用ミサイル兵器」社のボリス・オブノソフ代表取締役は26日記者団に対し、
ミサイルと爆弾の性能をひとつにした、今までにない「ミサイル爆弾」「グロム2(雷の意)」の
開発を明らかにした。
オブノソフ代表取締役によれば、「グロム2」は緩やかな飛行の爆弾。なぜならエンジンの
代わりにさらにもうひとつ、重さ130キロの戦闘器材が予備として入っているため。これで
総重量は250キロになる。
オブノソフ代表取締役は、「グロム2」に先行した「グロム1」についてはエンジン、誘導システム
ほか、250キロもの大型の戦闘器材を積んだミサイルで、総重量は522キロにも達すると
説明している。
「作戦用ミサイル兵器」社は2002年、連邦国家統一企業・国立宇宙学術生産センター「ズヴェズダー
・ストレラー」を母体にして開設。高度の効率のミサイルや操縦可能な爆弾、空中、地上、水中用の
兵器複合体を生産する26の企業を内包している。
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