デザイナーの佐野 研二郎氏、ロゴ問題で反論
佐野 研二郎氏が手がけたロゴが、自分のデザインに似ているとして、アメリカ人デザイナーが提訴を検討している問題で、
佐野氏はFNNの取材に文書で回答し、「一定の要件を満たすデザインはたくさんある」と反論した。
今回、文書で回答した佐野氏は、群馬・太田市の公共施設のロゴをめぐる問題で、黒い丸と直線で形成したようなデザインについて、
「その要件を満たすデザインは、今、名乗りを上げておられるアメリカのデザイナー以外にも、制作されている方は、
世の中にたくさんいらっしゃると思います」としている。
そのうえで、「それが、誰か特定の人のアイデアとして認められ、ほかの人が使えないということであれば、デザインの世界では、
できないことがほとんどになってしまうと思いますし、わたしはそうではなく、ほかの誰が使っても、
問題のないものだと思います」と反論した。
一方、東京オリンピックのエンブレムについては、「わたしから、使用しないよう、お願いすることは考えておりません」とし、
さまざまな意見や批判に対しては、「誤解もあるようですので、丁寧な説明を今後もしていきたい」とコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150822-00000857-fnn-soci