難破船から5億円超の金貨 米フロリダ沖
アメリカのフロリダ沖で300年前に沈没したスペイン艦隊の難破船から、金貨350枚が見つかり、見つけたグループは日本円で5億円を超える価値があるのではないかと喜びにわいています。
アメリカのフロリダ沖で、海底に眠る財宝を探していたダイバーのウィリアム・バーレットさんのグループが先月から今月にかけて沈没した難破船から金貨350枚を発見しました。なかにはスペインが発行していた貴重な8エスクード金貨9枚も含まれ、見つけたグループは合わせて450万ドル、日本円で5億5000万円余りの価値があるのではないかとしています。
難破船は300年前の1715年に、スペインの植民地だったキューバのハバナからスペインに向かっていた艦隊の船で、ハリケーンによって沈没したとみられています。
見つかった金貨は当時の輝きをとどめていて、バーレットさんは「まるで、きのう水に落ちたかのようだ」と話していました。
この海域ではことし6月にも日本円でおよそ1億2000万円相当の金貨が見つかっていて、宝探しのダイバーたちは、さらに財宝が眠っているのではないかと期待しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150821/k10010197951000.html