男女共同参画推進のため鳥取県が今年1月23日に鳥取市内のホテルのレストランで主催した
「中国地方輝く女性活躍フォーラムinとっとり」で、交流会の参加費に男女で差があり、
県内の男性から県に苦情があった。
レストランの料金設定に従ったためだったが、県の外部機関の男女共同参画推進員はこのほど、
「女性と男性が合理的な理由なく異なる扱いを受けている印象を持たれないよう、
全職員が常に問題意識と緊張感をもって業務に取り組むよう努めるべきだ」とする県への意見書を公表した。
意見書などによると、飲食を伴う交流会の参加費は男性4200円、女性3600円で、
チラシを見た男性が1月22日、「違和感を覚えた」と指摘。「県は違和感を持たなかったのか」
「担当者が違和感や表記への配慮の必要性を感じないこと自体が問題」としていた。
県はレストランの料金設定で参加費を決め、チラシを作成。男女で異なることについて
何らかの意見が出ることは予測したが、県が料金設定に介入していないと記載することに違和感を覚え、
あえてチラシで説明しなかったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000033-mai-soci