米国ホワイトハウスのホームページ嘆願コーナーにバラク・オバマ大統領の二番目の娘を性暴行して米国にテロをするという脅迫文を載せた30代男性の裁判が行われた。
ソウル中央地検先端犯罪捜査1部(部長検事イ・ジョンス)はホワイトハウスホームページに英文脅迫文を載せた容疑(脅迫)で李某(33)を拘束起訴したと12日明らかにした。
李は先月7日午後8時頃、ソウル東大門区(トンデムング)の自宅から米ホワイトハウスホームページに接続し、
バラク・オバマ大統領の二番目の娘ナターシャを性暴行するという文を載せ脅迫した容疑を受けている。
この文には「私は米国の歴史に有名な韓国の男として残る決心をした。
結局、私はあなたの二番目の娘を性暴行するだろう。
そうする前に予め訊ねるのが礼儀だと思うがよろしいか?」、
「私はキムチをたくさん食べているのでエイズにかからない」等の内容が書かれていたことが調査された。
李は6時間ほど後に、再びホワイトハウスのホームページに接続して「オバマ大統領に対するテロ宣言」という題名の脅迫文を載せた容疑も受けている。
それには「これはテロの警告メッセージだ。
韓国で私たちはソウルにいる米国大使マーク・リパッートを再び攻撃するだろう。
今回、私たちはよく訓練された暗殺者を再び準備し、核のある毒で大使をころすだろう」、
「米軍が韓半島から生化学兵器を廃棄するまで、私たちはあなたがたすべての政治的同志を処断するだろう」等の内容が書かれていたことが明らかになった。
検察の調査の結果、李は国内有名私立大を卒業した後、就職に失敗するとすぐにいわゆる'引きこもり'のように家でインターネットをしながら一人ですごしたことが明らかになった。
反米団体で活動したり精神病歴で薬を服用した点は確認されなかった。
李は自身があげた文ではなく、ハッキングされたとして容疑を否認したが、ハッキングされた痕跡は発見されなかったと検察は伝えた。
東亜日報(韓国語) 検、ホワイトハウスホームページにオバマ娘性暴行など脅迫文あげた30代男拘束起訴
http://news.donga.com/Main/3/all/20150812/73002850/1
李某(32)は、7月8日、市民の意見を集めるための掲示板「Contact the White House」に「オバマ大統領へのテロ宣言」という表題で書き込んだ容疑を受けている。
書き込みで李は、マーク・リッパート駐韓米国大使をころすと言い、私の暗殺者の精神が弱すぎたので、大使の動脈を完全には切りそこねたと付け加え、今年始めにあった大使への攻撃に対する関与を示唆した。
リッパートは3月5日、ソウルの朝食行事中、ナイフで攻撃された。この攻撃により彼は顔と腕に深い傷をおい、80針以上縫う必要があった。
コリアヘラルド(英語)Man indicted on charges of threatening to kill top US envoy to Seoul
http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20150812000764