桜島、噴火の可能性高い状態続く 地殻変動は鈍化か
火山性地震は、地下のマグマの上昇に伴う圧力などにより、岩盤が破壊されることで発生する。
16日になって火山性地震の回数が減っていることから、こうした地殻変動が鈍化しているとみられる。
ただ、山の膨張を示す傾斜計では膨張傾向を観測していることから、気象庁は、
大量のマグマが火口方向に上昇した状態が維持されているとみている。
同庁の小泉岳司・火山対策官は「現在も、今すぐに噴火してもおかしくない状態が続いている」として、引き続き警戒を呼びかけている。
一方、有村、古里の2町に加え、鹿児島市黒神町の一部を合わせた計51世帯77人は15日、市の避難勧告を受けて避難を完了した。
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