九州電力「原発全部再稼動させてくれないなら電気代また上げちゃおっかなぁ~」 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/08/10(月) 23:36:06.65 ID:BqToTkxu

 川内原発1号機が再稼働する九州電力の連結業績は、平成27年4~6月期こそ経常黒字に転じた。だが、原油安で火力発電用の燃料費負担が約4割減ったという「一時的要因」による“改善”にすぎない。抜本的な収益改善には玄海3、4号機など、低コストで発電できる残る3基の原発再稼働が不可欠だ。再稼働が一部にとどまれば、電気料金が再値上げとなる恐れもある。

 九電東京支社の川畑健二副支社長は4~6月期決算の会見で「今回の黒字は一過性。原発の再稼働がなければ苦しい」と訴えた。

 連結経常利益は211億円と、5年ぶりの黒字に転じた。だが今後、原油価格が再び高騰すれば赤字に転落しうる、不安定な経営状況に変わりはない。

 九電は川内1号機のほか川内2号機と玄海3、4号機が再稼働すれば、350億円の収支改善があるとみる。そうなれば、瓜生道明社長が「必達」とする28年3月期の黒字化も見えてくる。

 ただ玄海3、4号機は、まだ原子力規制委員会の安全審査に合格していない。川内2号機は合格済みだが、再稼働は10月中旬にずれこむ見通しだ。

 原発の長期停止で、九電の財務基盤は傷んでいる。経営の健全性を示す自己資本比率(単体)は今年6月時点で8・1%と、1ケタ台の“危険水域”にある。

 九電は25年春に電気料金値上げを行った。その際の値上げ幅は、原発4基の再稼働を前提に算出した。再稼働が川内のみにとどまれば、燃料費負担が積み重なり、再値上げを迫られる恐れもある。九電と同様に原発依存度が高かった関西、北海道の両電力は、再値上げに踏み切っている。地域の企業や家計に一層の悪影響を及ぼす懸念も根強い。(山口暢彦)

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150810/cpd1508102257006-n1.htm

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