「PlayStation 4」(PS4)の勢いは、留まるところを知らないようだ。販売台数が全世界で2,530万台に達し、しかもまだ増え続けていることをソニーが明らかにした。PS4は、7月末までの3カ月間で約300万台が販売された。この数は、昨年の同4半期の270万台よりも増えている。
PlayStation部門の好調な売れ行きは、ソニー全体の利益を増やすのに役立った。営業利益は前年同期比38.8パーセント増の969億円となり、純利益は824億円となったのだ。
ソニーは、2015年会計年度のハードウェアの販売見通しを、160万台から165万台へと上方修正。この計算が現実になれば、PS4の販売台数は、2016年3月までに世界で3,900万台という驚異的なレヴェルに達することになるだろう。
この数字を、ほかのゲーム機と比較しながら見てみよう。任天堂は7月29日、「Wii U」の販売総数が1,000万の大台に乗ったと発表したが、Wii Uの発売はPS4発売の1年前の出来事だった。
PS4の最大のライヴァルであるマイクロソフトの「Xbox One」も、このところ販売数が伸びているが、2014年12月に正式に発表された最新の数字を見ても、販売台数は1,300万台を超えた程度だ。
しかし、PS4が「PlayStation 2」に追いつくまでの道程はまだ長い。2000年5月に発売されたPlayStation 2は、12年という前例のない長期にわたって1億5,500万台が売れた人気ゲーム機だ。ソニーにとって最も成功したゲーム機というだけでなく、これまでに発売されたすべてのゲーム機のなかで最も大きな成功を収めた製品だといえるだろう。
以下ソースで
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150807-00010000-wired-sci